オーストラリア(AUS)の海産物も値段が高いけど、
酒類もあり得ないくらい高いね。
でも酒飲みたいしなぁ~。
う~~~ん しゃぁねぇ。
面倒だけど、、、
造るか!?
よし、自作、、、自家醸造しよう!!
・・・皆も造る?
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目次
・オーストラリアの酒が高い
オーストラリアの酒が高い高いって言ってるけど、
正直大げさなんじゃないの?と、思いました?
それは、
君がまだオーストラリアのあり得なさを体験していないだけだ。
・・・これを見てもまだ安いと思うかね?
どう? やっばいでしょ物価。
ノーマルスミノフが、$36ですよ、$36。
$1=86円としても、3096円ですからね。
これ普通に日本で買えば、1000円くらいですからね。
セールだと¥1000切るっーの。
後、ビールも高い。
PBっぽいビールだけど、$4しますからね。
※デザインが可愛いので割と好きです
1本344円。
高!!
うん、、
買うのがあほらしいから、
自分で酒を造ろう!!
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・そうだ! 自分で酒を作ろう
え?
そもそも、
自分で造るのはOKなの?
違法なんじゃないの??
フフ、そりゃぁもちろん、
法律的にOkey-dokeyですよ。
だってオーストラリアのスーパーでは、
普通に自家醸造キット(ホームブルワリー用キット)が、
販売されていますからね。
もし違法なら売らないしね。
後、OZの人からも話聞いて、
大丈夫なのを確認してるからね。
何か、その人は背中に背負うタイプの
自家用のビールサーバーも持ってるらしいわ。
軽く憧れちゃうよね。
あぁ、そうそう。
ただ、醸造酒はOKみたいだけど、
蒸留酒はOKなのか正直分かんないわ。
彼ら結構いい加減だからなぁ。
大らかなのか、物ぐさなのか、、、
じゃぁ逆に日本の法律的にどうなのさ? って事ですが、
日本の法律の場合は、
原則属地主義が適用(一部の場合を除く)されるんですよ。
・・・ネエネエ、属地主義って何?
うん? へ?
あぁ、平たく言えば、
日本国内にいる限り、何人であろうとも日本の法律が適用されるということです。
※一部の法律は、適用除外があります。
まぁ、そりゃぁ、
日本の事なんだから日本の法律が適用されますがな。
逆にいえば、日本から出れば日本の法律は関係ないけどね。
※但し、飛行機の機内は日本法適用だったような、、、
あ、でも、一部の刑法とかは属人主義を採用してるから、
海外で人を殺したりすると原則日本国法で裁かれますけどね。
うん?でも、あれ?
身元引渡条約がない国では、現地で裁かれるんだっけか?
刑法あんまり詳しくないから分かんないや。
うん、なんか話が変な方に行ったけど、
簡単に言えば、別に…
オーストラリアなら酒を造っても怒られないってこと。
さて、喉もとの骨もとれたし
いよいよ酒を造っていきますかな。
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・口噛み酒(濁酒)を作ってみた
・どうして口噛み酒なの?
え~ まず、
何故に口噛み酒(濁り酒)かと言いますと、
オーストラリアで米麹が見つからんかったからです。
何時もみたいに通販とか、
スーパーで購入できれば一番手っ取り早いんですが、
如何せんオーストラリアは、これ形の輸入が厳しいので
不可能と言っていいほど入手が困難です。
ですので、今回は麹の代わりに、
唾液でデンプンを糖化させて行きたいと思います。
※唾液には、酵素のグルコアミラーゼが含まれており、
デンプンを糖に変える作用があります。
尚、米麹は甘酒(アルコールを含まない)を造るために購入しています。
日本で濁り酒を造る場合は、製造許可が無いと密造になります、
注意しましょう。
あ、そうそう。
最近口噛み酒の話をすると、
”君の名は?”に出てた奴でしょ~ 知ってる~”
って言われるけど、
ガッデム!!
むしろ”もやしもん”の方が早いからね。
というか、もっと昔からあるっーーーーーーの。
いや~、自分の知識が浸食されていく感じが腑に落ちんわぁ。
はい、で、愚痴は置いといて。
材料の説明。
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・にごり酒の材料
1.米
2.水(ミネラルォーター)
3.唾液
4.イースト菌(ビール酵母が望ましい)
以上の4つがあれば出来ます。
簡単でしょ?
・口噛み酒の造り方
1.まず米を炊きます。
米は酒米がベストですが、無ければ普通の米でもできます。
なんならタイ米でも大丈夫です。
※炊飯ジャーが無いので、鍋で米を炊いています。
2.炊いた米が少し冷めたら、口に入れて良く噛みます。
大体、1口に対して10分~20分位が目安らしいですが、
面倒な場合は、5分くらい必死に噛んで、甘味が出てきたら良いと思います。
※但し、この作業をさぼると糖化しないので注意しましょう。
口の中で噛み砕いた米はペットボトルに貯めておきましょう。
※米の量はペットボトルに6~7割貯まるくらいで大丈夫です。
あんまり米の量が少なすぎ水の量が多いと、しゃばしゃばで水っぽいものに成ります。
3.イーストを活性化させる。
正直、米ボトルの中に直接イーストを入れても良いのですが、
より成功しやすくするために、
25℃~35℃位のぬるま湯にイースト菌を入れて活性化させます。
15分ほど経ったら、米ボトルに注ぎましょう。
早ければ10分ほどで発酵が始まり、
アルコールと、二酸化炭素が発生します。
栓をし(超軽く蓋をペットボトルに乗っけるぐらい)、
直射日光の当たらない涼しいところで保管しましょう。
※もし完全に閉めてしまうとボトルが爆発するか、中身が噴き出しますので要注意。
※15℃~22℃位の場所が丁度良いかも。
冷蔵庫に入れてしまうと、低温すぎて発酵が遅くなります。
・完成目安
米ボトルにイーストを入れてから、
大体10~14日程度で飲めるようになります。
※量と発酵具合により大きく変動します。
ごく少量だと5~7日で飲みごろになることもあります。
逆に20日以上必要になることもあります。
ただ、本気で造ろうと思うなら、低温でやって1か月は必要になります。
味は1本1本異なりますが、
酸味が強く、マッコリに近いような味わいになります。
※上手に糖化させて、甘味が強くなれば、甘口の酒になる可能性もありますが、、、
アルコール度数も発酵状態によって異なりますが、
低いと3%程度、高いと10%前後になるようです。
※体感的なもんです。比重計とか持ってないから正直分かんないです。
なお、この状態で長期間放置しておくと酸っぱくなったり、
痛んだりすることがありますので、早めに飲み切りましょう。
※何が起きても責任は取りませんので、必ず自己責任で行いましょう。
もし、濾過したい場合は、
木綿の布や、ストッキングでモロミを取り除きましょう。
※口の中ですり潰しているので、完全には除去できません。
完全に透明にしたいなら、ペーパーフィルターを使うしかありませんね。
・結果
まぁ、飲めなくは無いけど、美味しくもないよね。
やや米の風味がして、ちょっと甘くて、若干アルコールを感じるくらい。
※ちゃんと米麹が使えて正しい手順でやれれば、
B級の日本酒くらいは作れるんだよなぁ。
6.注意点
普通にカビが生えたり、味が変わったり、痛んだりすることがあります。
衛生に気をつけて作業しましょう。
尚、乳酸菌を足して(ヨーグルト等)抗菌させるやり方もありますが、
正直殊更酸っぱくなるような気がしてあんまり気のりしません。
栓を開けた時に吹きこぼれることがありますので、取扱いに注意しましょう。
尚、栓締めすぎて爆発して片目失った人とかいるんで気をつけましょう。
と、普通の人ならここら辺で話が終わるんだろうけど、
そうは問屋がおろさない!!
次ぎは、フルーツジュースを使った簡単な方法で酒を造るぜ!!
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・フルーツジュースで果実酒を作ろう
フルーツジュースで果実酒ってことは、梅酒?
いいえ、違います。
スーパーで売ってる普通のフルーツジュースで、酒ができるんですよ。
だって、糖(果物) → イースト菌(分解) → 二酸化炭素・アルコールにすればいいんですから。
ぶっちゃけ、フルーツジュースじゃなくて、
糖の入ってるものなら、ほぼどれでも出来るはずなんですけどね。
では造り方。
・フルーツジュース酒の材料
1.フルーツジュース
2.イースト菌(ビール酵母・ワイン酵母が望ましい)
3.(砂糖)
以上
超楽そうでしょう?
・フルーツジュース酒の造り方の手順
1.フルーツジュースを用意する。
※スーパーとかで売ってる生搾りの奴です。
2.ジュースを少し鍋に取り分け、
25℃~35℃位まで加熱し火を止め、イースト菌を入れる。
3.イースト菌を入れた鍋を15分ほど放置し、
冷めたのを確認してから元のジュースに戻す。
4.蓋をして、軽く混ぜ合わせたら、蓋を開け
(空気が逃げるように蓋を軽く乗せたまま)涼しい所に置いておく。
5.このまま1週間ほどが経過すれば飲める。
※但し、このままだとアルコール度数が低いので、
度数を高めたい場合は次の方法をとる必要がある。
6.蓋をして、軽く混ぜ合わせてから、蓋を開け
(空気が逃げるように蓋を軽く乗せたまま)涼しい所に2~3日置いておく。
7.2~3日経った後、フルーツジュースに砂糖を添加する。
※この時、フルーツジュースが砂糖に反応して噴き出すので注意。
※大体ジュース1Lに対して100g位で様子を見る。
仮に砂糖が多すぎても、甘くなるだけなんでそんなに問題は無いかも。
8.再度2~3日寝かせて、再び砂糖を加えて、
又2~3日寝かせてを、2~3度繰り返す。
※この時、発酵具合が悪ければイースト菌を足すのもあり。
・完成目安
大体1週間~10日程度。
但し状態による。
※冷蔵庫に入れたままだと20日程かかるかもしれない。
日本酒の複式発酵ではなくて、単式発酵なので簡単に造ることができます。
・結果
甘口で飲み易いが、結構アルコールを感じる
※体感的には6~7%位かな?
安物の缶チューハイみたいな味。
但し、砂糖を入れすぎると極端に甘ったるくなるので注意。
飲む時にグラスに砂糖を少し入れて、泡立てせてから飲むと美味しい。
とまぁ、酒の造り方はこんな感じです。
オーストラリアの酒はすごぶる高いので、
何とか自作して楽しみたいものですよね。
※日本国内においてアルコール1%以上のものを造るのは違法ですので気をつけましょう。
あ、因みにビールを造りたい方は、
SUPA IGAに手作りキットが販売されているので、
それを使ってみてはどうでしょうか。
BIGWにはイーストも売って無かったよなぁ。。。
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