前回狩猟における安全技術向上研修に参加した際に、
奈良県職員の方が研修会のお知らせをされていたので、
御厚意で参加させてもらいました。
[ad#upper]
【研修会の目的】
ニホンジカを対象としたくくり罠の、捕獲効率の向上を目指す
【開催日】
2016年12月15日(木) 10:30~16:00
【会場】
安全技術向上研修の会場にもなった
たかぎふるさと館

研修と関係は無いけど、
車で10分程走った所に美味しい御幣餅の販売所があります。


【研修対象者】
市・県鳥獣行政担当者
各市町村においてわな猟免許を取得して5年未満の者で市町村長が推薦する者
【講師】
自然環境研究センター職員
【全体の流れ】
午前:猪の生態と被害対策について。
午後:鹿の生態と被害対策について。くくり罠の効率的捕獲技術について。質疑応答。
[ad#middle]
【感想】
この研修は非常に勉強になる部分が多く、
今後猟をする上で参考になりました。
ぶっちゃけた話、
研修を通してあんまり相手(鹿とか猪)のことを知らずに猟に出かけていたんだなぁと痛感しましたよ…
座学が中心ですが、
イノシシ・シカの生態や、身体能力、
食性、行動・習慣、生息状況、防衛策の知識を学ぶことが出来ます。
実技では様々な罠に実際に触れることができ、
罠づくりの参考になります。

標識ですが、この文字の大きさで1cmです。
1文字がだいぶ大きいことが分かります。
これは印刷した物をラミネートして作ってあります。

これは獲物がかかったことを
自動的にお知らせしてくれる便利な機械です。

また実技で罠の仮設をしますので、
仕掛けたことの無い方には良い経験です。

なんか宣伝臭くなりますが、
最後に私の胸がときめいた罠を紹介します。
オリモ製作販売(株)さんの
OM-42型 と OM-30型 です。
この罠何が良いかというと、
私が作った塩ビ縦式の罠の場合は、
穴を結構深くまで掘らなければならず、
設置効率が悪く、仕掛け直しも骨が折れます。
一方オリモ式罠は、
深く掘らなくても埋設できます。
またワイヤーが跳ね上がるので、上の方で足を括ることができます。
持ち運びも下の写真の様にできるので楽々です。
安全性も私が作った謎罠よりはしっかりしてると思います。
ただ、OM42に関しては空弾きも起きているらしいです。


次はくくり罠を一から作成したり、
実際に山でのフィールドワークとか期待してますw
[ad#lower]