欠点を修正し、改良に改良を重ねた最新式罠は、 【超絶必見!?】 60分でくくり罠を作ろう 山を式くくり罠 The Final Edition!? に掲載してあります。(2017.2.10加筆修正)
いよいよお待ちかね。
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作り方を説明する前に言うのもなんですが、正直…
塩ビ縦式罠は穴を掘るのが大変で設置効率が悪いです。
なお、若干構造に欠陥?があることが判明しました。 (塩ビ土台の外側と内側に広い空きがあると、ワイヤーが挟まってしまう可能性があります。まぁ、挟み込みが起こったことはないんですけどね。)
※挟み込みは多々起こっています(2017.02.10加筆修正)
そうはいっても、狩猟日誌の方でも出てきますが、一応獲物はかかります。 (逃げられましたが)。※動作はしますが、空弾きばっかりです(2017.02.10加筆修正)
ですので、近々弁当型の罠を制作する予定です。
身近に罠の師匠とかいませんので、
全部webページを参考に作りました。
参考になったページのリンクを下記に表示しておきますので、
作り方が分かりにくい場合は先達のサイトを参考にしてください。
必ず制作と使用は自己責任でお願いします。
[ad#middle] 【解説の流れ】


※バネが短すぎると、ワイヤーがきつく締まらず、獲物が逃げます。 短いよりも、余る位の意識でやるほうが良いと思います。 2017年2月現在では、バネを1mに伸ばしています。(2017.02.10加筆修正)
下左10番目⑬
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<獲物を括る部分と、上のワイヤーを結合する部分を作ります>
[豆知識] かしめ機でワイヤーを切るときは、
かしめる部分ではなく、
上部にある挟み切るところを使います。
ワイヤーの切りたい部分にセロハンテープを軽く1巻きしてから切ると、
切ったところが解れず作業し易いです。

かしめたり、ワイヤーを切るときは少し力がいります。 <スリーブW>

<スリーブS>

バネはワイヤーカッター(ペンチ)で切っています。

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<ワイヤーを木に巻き付ける部分から作っていきます>
1.3mワイヤーにスリーブWを取り付けます。 ワイヤーの先っちょがシリーブWよりチョコット出るようにします。

2.スリーブWを、かしめ機を使ってかしめます。 なお、各スリーブ毎にかしめ機の位置が異なりますので注意して下さい。 ※スエージャー対応表は下記を参考にして下さい。
”スエージャー使用上のご注意 | くくり罠専門のオーエスピー商会 http://www.osptrap.co.jp/support/handling.html“

3.かしめた側の反対に、スリーブWとより戻し金具を取り付けて、スリーブをかしめる。 ワイヤーの先っちょがシリーブWよりチョコット出るようにします。 この時、あまり輪を小さくすると、より戻し金具に遊びが無くなりますので注意しましょう。


これで木に括り付ける部分は完成です。
[ad#middle] <獲物のくくり部分と、上のワイヤーを結合する部分を作る>
4.塩ビパイプ(呼び径20・13)を23cm位でカットし、カットしたパイプにキャップを付けます。
キャップが抜けないように、体重をかけたり、叩いたりしてはめ込みましょう。

5.ワイヤーを通すために、キャップに5mmの穴をあけます。 呼び径20のキャップ付き塩ビは、木にくくる側で使うので、キャップ中央に穴を開けて下さい。

呼び径13のキャップ付き塩ビは、獲物をくくる側で使うので、キャップの角に斜めの穴を開けて下さい。 電動ドリルで縦穴を開けてから、横穴を開ける方が楽で良いです。 ※縦では無く、横で使うなら中心に穴を開けた方が良いです。 変な開け方をすると動作不良の原因になります(2017.02.10加筆修正)

呼び径20の塩ビに、呼び径13の塩ビを格納し、リベットが差し込める5mmの穴を開けます。 (別にこの穴はなくてもいいですが、リベットを使うことで、バネをきつく閉めた状態からでも、ワイヤーを伸縮できる様になります。暴発防止にもなります。)


6.呼び径20のキャップ付き塩ビを、2メートルワイヤー(7×24)に通していきます。
7.通し終えたら、キャップ側からワッシャ・スリーブS・ワイヤー止め・スリーブW・より 戻しの順に付けます。

8.ワイヤーをスリーブWに通したら、先端にスリーブSを取り付け、スリーブSをかしめ、
その後よりもどしが動く位にワイヤーを引っ張ってスリーブWをかしめます。

9.完成するとこの様になります。

10.塩ビを取り付けたワイヤーに、50cmにカットした押しバネを通していきます。 ※できれば1mは欲しいな(2017.02.10加筆修正)

11.呼び径13のキャップ付き塩ビもワイヤーに通していきます。

12.塩ビを通し終えたら、くくり金具の短い側(長い方が上向き)を通し、
締め付け防止金具を取り付け、くくり金具の長い側に上からワイヤーを通し、スリーブWを取り付けます。


13.スリーブWにワイヤーの先っぽを通し、先端を少し出しておきます。

14.先っぽを通し終えたら、木に巻く側を柱とかにくくり、シャックルで固定します。

15.しっかりと固定できたら、スリーブWの部分をペンチ等で挟み持ちながら、力一杯引っ張ります。 引っ張るとワイヤーがどんどん締まっていきますので、しまり終えたらスリーブをかしめて下さい。 この時、スリーブWが抜けない様に注意して下さい。スリーブが抜けると転倒します。

これでくくり罠のくくる部分は完成です。
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次は土台の部分を作っていきます。




一番上 ・5mm合板(やや厚みのある安い板で大丈夫) 1枚
二番目 ・パイプソー
中央左 ・VP呼び径125の塩ビパイプ(10cm)にカット済み 1個
中央右 ・VP呼び径100の塩ビパイプ(8cm)にカット済み 1個
一番下の上 ・超低頭木ねじ3.8×3.2 4本
一番下の下
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<塩ビ土台の外側を作ります>
16.VP125の塩ビパイプをパイプソーを使って縦にカットします。

17.VP125の塩ビパイプの切り口を重ね穴を開けます

18.開けた穴に、ステンさら小ねじをはめ固定します。


19.固定した塩ビパイプの上部を切り取ります。

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<塩ビ土台の内側を作ります>
20.合板を直径9.8cmの円形に切り抜きます。(VP100の内径が10cmです)

21.切り抜いた合板を、VP125にはめこみ、高さ大体4cm位の所で、木ねじ4本で固定。



22.雨水がたまって沈み込まない様に、木の板に穴を開けます。

23.完成した内側土台に、ワイヤーをセットしかみ合わせを確かめます。

24.最後に動作チェックをして罠作りは終わりです。



罠作成時にお世話になったサイト↓ <参考URL> “趣味友遊式 猪用くくり罠の作り方 シシチビリ http://japaorca.web.fc2.com/syuryou/koto/sisitibiri/sisitibiri.html“
“くくりワナの作り方2 踏み板・ワイヤーガイドの製作 http://www.keisanjyaku.com/trap/trap2.html“
“たわ言雑記 by 伽夜丸 縦型くくり罠の作り方 改良版 http://tawagotozakki.blog.fc2.com/blog-entry-107.html“
【現行で、一番新しいくくり罠の記事】
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挟み込みの問題解消ですが、締め付け防止金具の代わりにスリーブのSの5㎜用を3個程入れられてはどうでしょうか?挟み込みの問題も解決すると思いますし、締め付け防止にもなります。