狩猟で使う道具は人によって異なります。
熟練した人になると、
ナイフとかの道具もオーダーメイドだったりします。
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最初から高価な物を使っても良いのですが、
未熟なので道具が傷みます。
傷んだら取り替えればいいやという考えです。
とりあえず、
私が使っているものを紹介します。
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■猟友会から頂いたオレンジ色のハンターベストとキャップ

銃猟をするときはマストアイテムです。
わな猟でも身分証明の代わりになります。
迷彩服を着た怪しい男がウロウロするのと、
猟友会の刺繍入りのベスト着てる人だと印象が違います。
■汚れのつきにくいナイロン製の服

ファーのついた服とか表面がフワフワした服だと、汚れとか植物がひっつきます。
付着防止を考えるのならツルツルしている方が良いです。

私の場合、
足が大きく普段の靴は29cmで4Eを履いています。
写真のものは、
制服道場さんで売ってた、鉄ピン底スパイク付き長靴(KOSHIN-F14)です。 [カラー:ネイビー サイズ:30cm 送料込み7,011円]
体重が130kgありますが、
普通に使えています。
今のところピンもまともに機能しています。
ただ、一回り大きめのサイズを履いているので、
ややカポっとした感じはあります。
”メンズ長靴、業務用長靴、作業用長靴の制服道場! https://www.uni-work.co.jp/web/naga/koshin-f14/index.html
■穴を開けるためのスコップ
以前私は通販とかで売っている折りたたみのスコップを使っていましたが、
非常にもろくたった2回使っただけで壊れてしましました。
折りたたみ部分の強度が悪く、グラグラのパッキパキです。
今は折りたたみ式は使わず、
ノコギリ刃付属のスコップを使っています。
大きくもないので、あんまりかさばらず、罠を埋設する程度なら十分使えます。
これもホームセンター等で売っている1500円くらいのやつです。
ただ、獣の内臓とかを埋設する時はややしんどいかもしれません。
■止め差し用ナイフ

ブログとか解説書では、 刃渡り15-24cmの剣鉈がお勧めされています。
個体にもよりますが、刃が長い方が止め差しの時に有効だと思います。
それに藪を切り裂いて進むなら剣鉈の方がよりやりやすいと思います。
ただまぁ、心臓ヒトツキするなら長さがいりますが、 頸動脈を切って止め刺す場合はそんなに長さがいらない気もします。
■軽作業と止め差し用のビニール手袋・防刃手袋

山を歩くときに素手だと手を怪我しますし、ダニとかも怖いです。
新規開拓・止め差しに行くなら防刃使用の手袋があると安心です。
ただ、防刃手袋は洗うのが面倒くさいので、単純な見回りとか、軽作業は厚手のビニール手袋の方が便利です。
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■ハンターには必携の狩猟者登録書

狩猟に行くときは必ず携帯しなければなりません。
■ハンターは必ず着用の記章

狩猟に行くときは着用しなければなりません。
■場所探し、迷子防止に必須のハンターマップ

猟に行くときは必要です。
かさばったり汚れるので、必要な部分だけコピーして持って行くことをオススメします。
■罠猟師の必需品標識

猟友会でも購入できますが、ラミネートして自作することも可能です。
標識の記載事項は、住所・氏名・知事名・登録年度・登録番号。
材質は金属か、プラスチックで、1文字の大きさが縦横1cm以上必要です。
■注意喚起の看板

獣に横文字は分かりませんでお馴染みの看板です。
必須ではありませんが、注意を喚起した方が良いので付けてます。
100均で買ったプラスチックの板を使っています。
■標識・看板の固定、獲物運搬のパラコード・ビニールヒモ

praise パラコード 4mm 30m 7芯 耐荷重250kg ロープ パラシュートコード クライミングロープ テント ガイロープ アクセサリー制作 ミリタリー 多分獲物とかの重たい物を運び出すとき、強度が必要なときにはパラコードが良いと思います。
ただ、切っ先が解れるので若干扱いにくいです。
標識を縛るときとか、簡単なものに使う場合はビニールヒモで事足りるでしょう。
■迷子防止のコンパス・GPS

山深い所に行くなら安物よりも、シルバコンパスが良いかもしれません。
SILVAコンパスの詳しい使い方は、下記のブログが参考になります。
WILD-1 | 簡単なコンパスの使い方
https://www.wild1.co.jp/academy/howto/trekking/tech_gear/compass.php
ま、携帯のGPSがあれば困りはしないと思いますけどね。
■薄暗い森対策のライト

【Amazon.co.jp限定】ジェントス LED 懐中電灯 【明るさ150ルーメン/実用点灯10時間/防滴】 閃 325 SG-325
超優秀なライトである 、ジェントスの 閃シリーズです。
すごく明るいので一家に一本閃を置いといた方が良いと思います。
山の日暮れは早いのであった方が良いと思います。
普通の懐中電灯でも良いのですが、やっぱり光が弱いです。
万が一のためにもリュックに忍ばせておきましょう。
余談ですが、富士登山でもお世話になりました。
■解体時の必需品骨スキ包丁
未だ使う機会に恵まれませんが、意外と使いやすそうなナイフです。
猪の解体研修を体験して思ったのですが、肉を剥くなら小さめのナイフが取り回しが良くてやりやすいと思います。
メスで解体するのも切れ味が良くてやりやすいそうです。
皮スキナーもあると便利です。
■汗ふき、汚れふきタオル

泥汚れ、血汚れ等ありますのでリュックに忍ばせておくのが賢明です
■罠設置場所とその周辺に撒く水

罠を仕掛けたときの違和感を払拭するために撒く水です。
手とか道具が汚れたときにも使います。
私は山の水を入れています。
水道水を使うと逆に臭いが残るかもしれません。
[ad#middle] ■罠猟師の必需品くくり罠

言わずもがな必須です。
ただ、塩ビを使う罠はムチャクチャかさばるので、
弁当箱型の罠の方が持ち運びも取り回しも楽だと思います。
それに塩ビ罠は仕掛けるのに苦労します。
設置効率を求めるなら弁当箱型が楽です。
弁当型はコレを見て貰えれば分かると思います。
※写真はオリモ製作販売のオリモ式大物罠OM-30型です。

”くくりわな|一般財団法人 自然環境研究センター” ※URLが削除されました。 ”オリモ製作販売株式会社” http://www.myfavorite.bz/orimo/pc/contents22.html
■周囲に知らせるための車用ステッカー

何も無しで駐車するよりも、コレ一枚貼るだけで周囲に安心感を与えます。
より万全をきすなら電話番号なんかをのっけとくといいかもしれませんね。
100均で購入した印刷できるマグネットシートを使っています。 雨にはすごく弱いです。
■色々運ぶ用のビニール袋

これがないとリュックが汚れます。
特に何か作業すると泥だらけになりますからね。
後獲物をバラしたときにも使います。
■汚れ防止のためのブルーシート

止め差しした猪を車で運搬するときに、そのままだと汚れたりダニがついたりします。
軽トラの場合だといらないと思います。
■道具や獲物を洗うための水

近くに水場が無い場合に備えて車に積んでおきましょう。
■その他の小物

一番左がテーピング。
・怪我をした時とか、靴擦れ防止に使えます。
左から2番目がポケットティシュ
・NOGUSOをするときとか、着火剤としても使えます。
左から3番目がマジック
・水に弱いのが玉に傷ですが、物を書くときには使えます。
左から4番目が無水エタノール
・傷口の消毒、標識の書き直し、ダニ避け等々に使えます。
左から5番目がターボライター
・オイルライターだと強風の時は使えません。 別にファイヤースターターとかでもありです。 ・一番右が血液採取用容器
・猪の血液サンプルを取るための容器です。 猪肉を食べた多数の犬が死んだことから、ウイルス検査(何か忘れた)を実施しています。 奈良県の場合は、家畜保健所で容器をもらい分析してもらえます。 (上記ウイルスのみです)
——————— 様々な道具を紹介してきましたが、人によって持って行く物は変わります。
私も骨スキ包丁は携帯していませんしね。
ただし、
登録証と記章は必要ですので絶対に忘れないようにして下さい。
皆さんも是非自分だけの道具を見つけて、楽しい狩猟をしてください。
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