はいどうも~。
コロナ太りにかこつけて、
絶賛増量中の山をです。
何やかんや3週間で、
約10kgも太りましたよ。
な、の、で、
性懲りも無く糖質制限ダイエット再挑戦。
その模様は近日公開予定。
全然関係無いけど、
プラグインとテーマを更新したら、
何故かPV数が激落ちして超絶ブルー。
そんな時は、そう!
日本酒・ビール・焼酎のアルコールだね!!
※良い子は絶対にマネしないでください。
目次
高濃度エタノールとは
高濃度エタノールって何だっけ?
さて前回もやりましたが、
ちょいとおさらいしておきましょうか。
早い話が、
対コロナで使う消毒用アルコールが不足している。
そこで酒蔵協力のもと、
“消毒用アルコールの代用品”を作ろうって活動です。
主に“消毒用アルコールの代用”として販売されているのが、
- 原料用アルコールを使った、高濃度のエタノール。
- ビール・日本酒などを蒸留した、高濃度スピリッツ系。
原則として、
高濃度スピリッツ系(ウオッカ・焼酎系)は飲用可能。
原材料がサトウキビ、米などの食品ですからね。
普段なら加水してアルコール度数20~40%にしますが、
加水をひかえて、消毒に適する度数に仕上げています。
※酒税を回避する場合は“飲用不可を明記”
高濃度のエタノール(原料用アルコール)は、
ラベルにも明記されていますが飲用不可です。
飲用不可とは不可解な
酒に詳しい人は、
原料用アルコール=醸造アルコールじゃない?
とお気づきでしょう。
醸造アルコールなら、
日本酒にもビールにも入ってるんだから、
本来なら飲用可能でしょ。
それなのに、
飲用不可っておかしくない?
え?
もしかして飲めない物を普段飲まされてるの?って、
勘違いしても不思議ではない。
勿論! 原則的には口に出来ます。
だって普段飲んでる酒に入ってるから、飲めないわけがない。
※食品添加物に関しては国の定めた厳格な基準があります。
※この話は飲料に添加されるアルコールの話です。
※工業系・消毒系添加剤のアルコールと異なります。
というか、
そもそも飲めないものを飲料に添加して、
飲料用として販売すると流石に国も黙っちゃ・・・。
まぁ希に黙ることもあるんで何とも、、、。
法と税と大人の事情
では何で、
飲料不可になったのか?
ズバリ!! 法律です。
とりわけ面倒くさいのが、
酒税法。
& 各省庁ズブズブの利権がらみの調整
通常であれば酒税法の下に、
飲料用の酒(アルコール)には税金がかけられます。
但し今はコロナ禍の非常事態。
手指・物の消毒を目的に製造されたものであれば、
飲用可の酒であっても“飲用不可”のラベルを貼れば、
酒税を抑えましょう。
というワケで、
消毒用の高濃度エタノールが、
割安で製造販売できるようになったのです。
※厳密には細かな規定があります。
ただ政府の発表が遅れたため、
一部の酒蔵では痛手を被った所もあると聞きます。
エタノールは安心なのか?
いつも口にしてるなら飲んでも大丈夫じゃない?
そう思った貴方。
どうぞおやりなさい。
私は決して止めはしませんよ。
もし仮に貴方が視力を失ったり、
身体機能を失ったとしてもね。
高濃度エタノール製品 – 国税庁
を読む限りだとメタノールが使用されていないから、
万が一口に入ったとしても、
失明とかの危険性は高く無さそうだね。
ただ、
失明以外の危険性(機能障害系)は、全然あり得るけど。
あ勿論、
飲用不可だから飲まないでくださいね。
↑の話はあくまでも、
誤飲してしまった場合の話ね。
ところで、
実はエタノールといいましても、
人生色々、種類も色々。
代表的なのはこの3つ。
・無水エタノール
・消毒用エタノール
・合成エタノール
簡単に結論言いますと、
絶対飲まないでください。
飲むなよ、飲むなよのフリじゃなくて。
真面目に洒落にならんやつです。
何がヤバイか?
それは抽出方法と添加物に問題があるから。
人間が飲むと、
重篤な症状を引き起こす物質が使われてたりする。
そもそも考えてごらん。
こいつら飲料用じゃねーーーんだよ!!
そりゃぁ、
うっかり飲むと死ねるわぁ、、、。
なので、
飲食可の物を口にしましょう。
※飲食可であっても混入事件があるから安心とは言えないけど。
メタノールも危険DEATH!
エタノール(エチルアルコール)の話をすると、
度々登場するのがメタノール (メチルアルコール)。
名前が似ててややこしいけど、
エタノールとメタノールは別物。
メタノール(目散ル)は、
工業用アルコールで燃料とかに使われる奴。
だから、
ドリンキングすると意識喪失・失明・死ぬ。
※量によっては回復するけどね。
そうそう
メタノール事故で最近気になったのはコレ。
ルソン島でメチル中毒発生 11人死亡
CNN.co.jp : ココナツ酒でメタノール中毒か、11人死亡 フィリピン
概略を説明すると、
フィリピンのルソン島で、
蒸留会社が“ランバノグ”と呼ばれる伝統酒を作ったんだけど、
それがメチル混入して死者多数。
そんな感じ。
ね?
気を付けないとダメだし、
気をつけてても起きるからね。
だから安全な物以外は、
口にしないようにしましょうね?
とまぁ
建前は置いといて、
誰か“ランバノグ”飲んだことある人は、
是非とも味の感想を教えて欲しいもんだ。
というか、飲みてぇ!!
お! ちゃんと販売してんじゃん。
ココナッツのお酒 COCOWELL
※山をはここからスポンサーもらって無いんで、1円も入りません。
蒸留酒とメタノールの熱い関係
最早ここまで話を広げると、
元々何の話をしてたか分からなくなるね。
まぁ、物の序でにもう一つ。
実はこのメタノール(目散ル)は、
酒の蒸留過程で出てくるもんなんです。
いや違うな。
この説明は誤解をまねく。
誤解というか見当外れだな。
少し説明を付け加えると、
植物/果実(ブドウ・リンゴ・ココナッツ)に含まれるペクチンが、
様々なプロセス(発酵・分解酵素etc..)を経てメチルになる。
※メチル基等の話はやんないです。
で、そのメチルを人間が摂取すると、
メチル→ホルムアルデヒド→ギ酸と代謝されて
最後は二酸化炭素として排出されます。
ここで注意して欲しいのが、
メチルの摂取量。
つまり、
通常であれば食品・醸造酒から摂取したメチルは、
代謝過程を経て体外排出されるが、
大量に摂取した場合は排出が間に合わず、
重大な問題を引き起こす。
※正確にはメチル自体が、ではないんだけども…
蒸留によって濃縮されたアルコールを飲んだ場合、
大量摂取が起きることがある。
温度や諸条件の話は端折るが、
醸造酒を蒸留するとき(ワイン等をブランデー化する時)に、
エタノールと一緒にメタノールも蒸留される。
その結果、
濃縮メタノールが誕生。
これを飲み過ぎると↑みたいな大惨事になる。
勿論、
法によって管理された蒸留酒は安全だし、
製造元は徹底的に管理してる。
例えば初留を捨てたり、
果物の種と皮を除去したり。
特殊な何かを使ったり。
自家蒸留、密造、設備が悪い場所で製造すると、
メチルコンタミネーションが起きやすく、
できあがった製品は安全ではないよね。
ハンガリーの魂、パーリンカ (パリンカ)
脇道に外れるなら、もういっちょ。
どうせ脇道に外れたとて、
最終的には草津ジャンクションで合流するんだし。
このブログはローカルなのか、
アンローカルなのか分からんな。
さて、
蒸留酒でメチルといって真っ先に思い浮かぶのが、
ハンガリーの伝統蒸留酒である、
パーリンカ(パリンカ)だ。
いや失礼にも程があるって?
ちゃうねん。
それはちゃうねん。
山をが注目してるのは、
メチルそのものじゃなくて、
その製造工程。
このパーリンカ(パリンカ)は、
果物(スモモ(プラム)・アプリコットetc…)が原料の蒸留酒。
今までの説明によれば、
果実はメチルが豊富で危険なはず。
とお思いでしょうが、
そんなこたーない。
確かに、
100%メチルを除去するのは無理かも知れない。
ただし、
果実蒸留酒であるパリンカのメチル濃度を、
飲用可能水準まで下げるやり方があるんですよ。
その方法は、
メタノールを含んだ初留をゴッソリ捨てて、
安全な中留(後留)のみをボトリングする。
このやり方だと、
メチルを適切に除去できる。
でもね、考えてみてほしい。
中留のみ使用するということは、
初留・後留を廃棄するということ。
つまり、
歩留まりが恐ろしく悪い!!
蒸留した量の20~30%しか取れないぜ?
そうなると、
最終的に取れる量は….
やめよう、涙が出そうになる。
とまぁ、
ハンガリーには漢気あふれた蒸留酒があるとですよ。
ま未だに飲んだことはないんですけどね。
ず~~っと前にTVで製造工程を見ただけで。
このブログはパリンカを応援しています!!
・・・なんで?
さて、話を日本に戻そうか。
奈良の酒蔵からも続々登場
奈良も2社が参加。
・梅乃宿酒造
・八木酒造
梅乃宿
全国的にも有名な酒蔵。
オーストラリア・ニュージーランドでもたまに見かける。
年々おしゃれに成ってるのが気がかり。
確か、月ウサギも梅乃宿かな?
後はリキュール系のあらごしシリーズか。
個人的には、
月ウサギ限定ボトルと称して、
キャップのところにシリコンでウサ耳付けて販売して欲しいなぁ。
それか、小さい兎がキャップから顔出してる感じとか。
・・・和製グリズリーが何を言ってんだか。
梅乃宿酒造は、
梅乃屋本舗(葛城市東室20番地)で
高濃度エタノールを販売してます。
※道が狭いので車で行く時は要注意
【ご案内】高濃度エタノール製品の製造と販売について | 梅乃宿ニュース | 梅乃宿酒造株式会社
八木酒造
初めて聞く名前、
と思ってたけどそうじゃなかった。
一天一束
・結崎ネブカ(ねぎ)焼酎
花札梅酒
・ラベルに花札が描かれている(シリーズ)
こんなのを作ってる醸造所だったわ。
うん、ごめん。
知ってるし飲んだことある。
ただ商品名は知ってるけど、
会社名はあんまり覚えてない。
じゃぁ謝罪序でに、
プロジェクトの宣伝もしておこうかね。
奈良の酒蔵八木酒造が、
クラウドファンディングを使って資金収集してるみたい。
もし気になる人は下のリンクを辿ってみてくれ。
※リンク先に責任は持ちませんあしからず。
奈良の小さな酒蔵から、高濃度アルコール「花札スピリッツ」で安心感を届けたい! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
https://camp-fire.jp/projects/view/256406
言いたいことは全部言う主義
余計なことを言うようだけど、
なんかコロナに便乗したような気がしないでもない。
正直、
手・指の消毒剤なら薬局とかに出回り始めてるし、
酒を転用して消毒剤にしないといけないほど、
需給が逼迫してる感じもあまり感じない。
それに、
医療系・業務系に焦点を当てているのなら、
一斗缶とかポリケースで販売すれば良いのに。
と思うわけで。
それをこう、
ボトルに詰めてラベルも可愛くしてなんて事をするのは、、、。
ま、大人の事情ってあるよね!!
そんな野暮なことはKidzにやらせとけばいいんだよ。
粋な大人は、
黙って経済を回そうじゃないか。
※買い占めからの転売は辞めようね。
※金が物言えば、道理が黙るのは往々にしてあることだけど。
今回のレポ:梅乃宿酒造の高濃度エタノール(72%)
ボトルデザイン
手・指の消毒に重きをおいたシンプルな仕様。
ラベルには飲用不可の文字が。
使い心地
普通のアルコール消毒液と変わらず。
別に日本酒の甘い香りがするわけでもなく。
原料アルコールに加水してあるだけみたいないので、
調理器具の消毒に使っても大丈夫そうだね。
正直、
これからの季節はコロナも怖いけど、
食中毒とカビが怖いのよね。
※目とかに入らないようにしましょう。
気になるお味は、、、
味はどうだって?
いやー、飲用不可だから飲めないよ。
飲酒ダメ!ゼッタイ!!
まぁ原料アルコールだから誤飲しても、
重大な問題が直ちに起きるないし、
安心と言えば安心だけど。
多量に飲めばアル中で危ないけどさ。
でもさぁ、
偶々知らず知らずのうちに、
誤って口にするこ可能性はあるよね。
例えば、
コップの消毒に使ったときに、
うっかりコップの底に液が残ってしまったとかね。
、、、、、、。
メイリの66とほぼ変わらんかな。
原料用アルコールだから味は全くない。
ただ、
喉が焼ける感じは強くなってる。
飲むとするなら何かで割らないと、
これだけだと到底無理だわ。
※飲んでどうなっても知らんぜ。
まとめ
どうせ飲むなら、
飲用可能の高濃度スピリッツ系を飲んでみたい。
好奇心だけで色々手を出していたら、
その内痛い目見るんだろうなぁと反省。
でも楽しいから多分辞めないだろうさ。
THE令和の人柱
やらずに後悔するよりも、
やって反省した方が人生楽しくなるかもね。
とまぁこんな感じで、
今後も色々口にしていくんで応援よろしく。
そろそろ
ミドリムシと昆虫食に手を出そうと検討中。
どうかな?
ほら虫を食べれば、
狩猟鳥獣達の気持ちに近づけるんじゃないかな?
近づく目的は、
一切分かりませんがね・・・。
まさかこの年にて先祖返り?
ないわーーーーーーーーーーーーーーー
なお、
気になる方は全国版も載っけておきますので、
是非一度そちらをご覧下さい。