奈良県では、
県猟友会と奈良県がタッグを組み、新人猟師と猟に興味がある方向けに
“猪の止め刺し解体・鹿解体研修会(安全技術向上研修)”
を開催しています。
今回はこの体験記をお話したいと思います。
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参加費無料でした。
参加資格は特に無く、
狩猟免許がない方でも参加できました。
参加者は年齢性別問わず、
子供も、お年寄りも、山ガールの方も総勢40名位?参加されています。
当日参加も可能なようですが、
前もって奈良県猟友会に予約を入れて参加することをお勧めします。
平成28年度(2016年)
10月30日(日)
新庄文化会館の坂上った駐車場(13時30~ 3時間位? )
11月6日(日)
の計4箇所で開催されました。
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内容は、表記の通り、
イノシシの止め刺し解体・シカの解体です。
猪の場合は、
希望者数名が箱罠に入っている猪を槍で突いて止め刺しを行い、
ベテラン猟師さんがハラワタを抜いた後、
参加者が猪の皮を剥ぎ肉を取り分けます。
鹿の場合の流れは、
止め刺し済みの鹿を使って、
参加者が皮を剥ぎ、肉を取り分けていきます。
止め刺しも解体も道具が用意されており、
また親切丁寧に教えてもらえるのでかなり勉強になります。
尚安全には十分配慮されているので、何の心配もいりません。
ただ、
止め刺しと解体は正直結構グロイです。
ぶっちゃけ止め刺しはドン引きします。
猪が暴れて抵抗するので刃が正確に入らず刺し直したりします。
その際に血も飛んできたりします。
また、さっきまで生きてたやつを解体するので肉は生温かく、
匂いもあり、見た目もグロテスクです。
子供さんがいる場合はトラウマになるかもしれませんねw
とは言うものの、
鳥獣を捉えた時ビビって解体できないようでは何のために猟師になったのか分かりません。
兎に角数をこなして経験を積むしかありません。
いい忘れていましたが、
研修会には猟友会の先輩方も数名(時には数十名)来てくれているので、
色々な質問をしたり、情報交換したり、繋がりを作ることが出来ます。
解体等に慣れてる方は、
そちらがメインで来られることもあります。
文章にするとサラっとした内容になりましたが、
実際の現場はこんなサラっとしたもんではございません。
100言葉で説明するよりも、1回の体験の方が遥かに雄弁です。
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最後に、
研修の様子を載せておきます。





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